交通事故の時のパニックから飼い主と離れ離れになった犬→再会を果たして嬉しそうな姿に涙が溢れる…!

一匹の小型犬

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現場について車の下を確認すると、そこには一匹の小型犬がいました。

小さな体を震わせ、車の下から出てこようとしません。

状況を把握した職員は、発見者であるアリソンさんと共に救出活動を開始しました。

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まずは、飛び出しても大丈夫なように車の周りにバリケード(網)を設置。

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そして車の下にもぐりこみ、驚かせたり怖がらせたりしないように優しいトーンで声を掛けます。

ゆっくりとワンちゃんに手を伸ばし、触れていく職員さん。

よく見ると首輪がないようで、捨て犬なのか野良犬なのかわからない状態です。

いずれにせよ身体を震わせ、怯えているということは以前に肉体的、

もしくは精神的になにかショックなことがあった可能性が非常に高いため、慎重に接触します。

職員さんは現場についてすぐに、ワンちゃんに食べ物を渡していました。

それが効果的だったのか、ワンちゃんは怯えつつもパニックになったり牙をむけることはありませんでした。

無事救出!

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そうしてやっと、ワンちゃんに職員さんの優しい手が届きました。

優しく撫でられたことで落ち着いたのか、無事に車の下から救出することに成功しました。

ワンちゃんの首に巻かれているのは『Hope for Paws』特製の「Happy Leash(幸福の紐)」です。

その様子の一部始終を撮影した動画がありますのでご覧ください。

身体は汚れ、痩せていましたがとても人に懐いた様子でした。

そして職員さんはダメ元で、マイクロチップの検査機をワンちゃんの首元にあてたところ

、“マイクロチップ有”の反応が!

これには職員さんもビックリでした!

なんとこのワンちゃん、迷子犬だったのです。

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ワンちゃんの名前は「ルナ」。

ルナが車の下で見つかる4日前、飼い主のデイブさんと兄弟犬と一緒にいつもの散歩をしている時でした。

スピードの出しすぎで止まり切れなかった車が横断歩道に侵入。

運悪くルナの兄弟犬と衝突し、大けがを負う大惨事になりました。

幸い、ルナは無事だったそうですが突然の出来事にパニック状態になってしまったそうです。

そしてデイブさんの声も届かず、ルナは現場から逃走してしまいました。

ルナがいなくなってから、デイブさんは寝る間も惜しんで探したと話しています。

ですがなかなか見つからずに途方に暮れていた頃、Hope for Pawsがルナを発見したということです。

5日ぶりの再会

連絡を受けたデイブさんは、すぐにルナに会いに動物病院へ行きました。

デイブさんの姿を見るや否や、ルナはすごい勢いで走り寄ったそうです。

そして尻尾をちぎれんばかりに振り、とても嬉しそうな様子ですり寄りました。

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ルナが震えていた理由が、虐待などの悪意のあるものではなかったことに安心したと職員さんたちは話しています。

今回、マイクロチップのおかげでルナとデイブさんが再会できたと言っても過言ではありません。

日本ではまだまだメジャーではないマイクロチップですが、

最近は動物保護団体から犬や猫を引き取る際に、

マイクロチップを埋め込んだ状態で引き渡しをするケースも増えてきたようです。

今後ペットと付き合っていく上で、こういったことも考えながら動物たちとうまく付き合っていけたら良いですね。

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出典:YouTube

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