痩せた子犬の叫び!
ルーマニアで動物保護の職員をしているモニカ・ミトレアヌさんは、
主に虐待された犬の救出や保護された犬のケアをする専門家です。
しかし2015年11月11日に保護したこの子犬の反応は、
傷ついた犬の世話に馴れているモニカさんにも施設の職員の方々にも想像を絶するものだったそうです。
優しく触れているのに、まるでこん棒で殴られているような叫び声を上げています。
優しい手
恐怖が先に立って、我を失っている状態です。
しかも、この痩せ方は酷いです。
肋骨も見えていますが、大腿骨の輪郭も浮かび上がるほど痩せています。
それでもモニカさんが、優しく撫でると寄り添ってきました。
聞いてください…
モニカさんが愛情を持って撫でてくれるので、「この人は味方だ」と理解したのでしょうか。
撫でられ寄り添いながら、何か言っているようですね。
今までのつらかった事を言っているのかもしれません。
人に虐待され、人に救われる
モニカさんや施設のスタッフの献身的な介護のおかげで、子犬は徐々に落ち着いていきました。
「優しい人もいる」、そう理解したのでしょう。
そして3日後には新しい環境にもすっかり馴れたそうです。
人間に尻尾を振れるようになった仔犬は、クリスマス前にイギリスの家庭に引き取られていきました。
現在は三頭の犬と仲良く暮らしています。
悲痛な叫び声!
この声を聞くと胸が痛みます。
この子がどれだけ酷い目にあったのかは分かりません。
つらい話ですが、これだけの悲鳴をあげさせる残酷な人間がいることも事実です。
ネットの反応
この動画をご覧になった方々のコメントをご紹介します。
「本当に可愛そうに!心に深い傷が付くほど、どんな辛い虐待をされたの?あんなに、辛そうな叫び声、脅えた目、元に戻るのは心からの優しさ、献身的なケアそして、2度と裏切らない事」
「あまりにも恐怖に満ちた声に切なくなりました。今は幸せと知りホッとしました」
「本当に本当に、抵抗の出来ない動物への虐待など、絶対にあってはいけません。虐待した人とも思えぬ人間には、必ずそれ以上の酷いことが返ってくると信じます」
このようなコメントが寄せられました。
みなさん子犬の叫び声に驚き、悲しんだと思います。
そして怒りがこみ上げているのがよく分ります。
この子犬は人に虐待され、人に救われました。
犬は人間の身近な動物です。
犬の幸せは飼い主さん、あなた次第ですよ。
出典:YouTube
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