理不尽な悲劇
クリスチャンさんとファビアンさんはアメリカのテキサス州に住んでいました。
ファビアンさんはまだ24歳という若さでしたが、クリスチャンさんの出産が待ち遠しく思っていました。
お腹の赤ちゃんは男の子で年明けに出産予定。
二人は幸せに包まれた日々を過ごしていました。
そんなある日、二人はサンアントニオでランチを済ませ、帰路につきました。
車で自宅へ向かっていると、そこへ泥酔状態で危険運転をしている車が近づき、
ついには二人が乗っている車を押しつぶすように追突してきました。
クリスチャンさんは大けがをし、ファビアンさんはなんと即死でした。
様々な手を尽くしましたがクリスチャンさんのお腹の赤ちゃんも弱っており、
治療に当った医師たちも人工分娩をするという苦渋の決断にいたりました。
それはすなわち、赤ちゃんの死を意味していたのです。
この悲劇に対するクリスチャンさんの思いについては、次のページで詳しくご紹介いたします。