ボロボロの体で衰弱仕切っていた犬と海外旅行中に出会った女性→放っておけないと感じて保護をすると決断し…!

孤独な捨て犬

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キアラさんはその犬の後を追っていくと人気のない、

いらないものが置いてあるようなもの置き場に辿り着きました。

誰かに世話をしてもらっている様子もないその犬は、孤独に暮らしているのだと推察することができました。

その姿がキアラさんは忘れられず、クレタ島滞在中は度々その犬の元へ足を運びました。

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心を許した犬を見て…

キアラさんが犬の元へ訪ねると、自分の体が痛むのも構わず体を起こして近づき、歓迎してくれました。

そしてキアラさんの旅行が終わる時が近づき、自分の中にある気持ちに気づいていました。

キアラさんに心を許し、健気に自分を慕ってくれた犬。

「彼をこのまま放って帰られるわけがない!」

ついにキアラさんは決断しました。

この決断を「輝かしいものへと導く勇気ある決断」とし、その気持ちを誓う意味を込め、

犬の名前を「フォス」と決めました。

ギリシャ語で輝きを意味するそうです。

フォスとキアラさん

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キアラさんの地元にある動物保護施設の力を借り、

キアラさんは正式にフォスの里親になることができました。

そして動物病院での診察の結果分かったことは、

脊髄の損傷が原因による後ろ足の麻痺の影響で引きずるような歩き方になっていたのでした。

更に脊髄損傷を作ったのは、人による虐待の可能性もあるということでした。

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虐待を裏付けるかのように、フォスは男性と猫を極端に恐がっている様子でした。

つらく悲しい日々を送っていたフォスですが、

キアラさんが引き取ることを決断したことが正しかったのだと証明されたのです。

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フォスの現在

フォスはキアラさんの元で徐々に回復し、新しい家族となって幸せな日々を手に入れることができました。

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キアラさんの決断は、誰にでもマネできることではありません。

しかし間違いなく、不幸な一匹の犬を幸せにすることができました。

キアラさんの決断にはただただ頭が下がります。

フォスは耐え忍んだ時間を忘れるくらい、大きな希望と幸せを手に入れることができたのではないでしょうか?

フォスがいつまでも健やかな時間を過ごせるよう祈りたいと思います。

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出典:The Doodo

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