茶トラ猫とゴールデン

奥のワンちゃんは10歳のゴールデンレトリーバーで、名前はフォースバーグと言います。
フォースバーグは手前にいる茶トラ猫と幼いころからずっと一緒でした。
本当に仲が良く、まるで互いに生涯の伴侶のような存在でした。
しかし、フォースバーグもそうですが茶トラ猫もかなり年老いており、
いつお別れが来ても不思議ではありませんでした。

そして2年前、茶トラ猫の方が15歳で天国へと旅立ちました。
しかしフォースバーグは相棒の死を受け入れることができず、
猫の影を追い続けて混乱した毎日を送るようになってしまいました。
そんなフォースバーグの姿を見て、飼い主であるジェンさんはなんとかしてあげたいと考えていました。
もう茶トラ猫とは会えません。
その穴を埋めることはできませんが、
フォースバーグの落ち込んだ気持ちを前に向けさせることならできるかもしれません。
そう考えたジェンさんは、あることをしました。
フォースバーグの気持ちの行方は、次のページにてご覧ください。
1 2