飼い主によって木箱の中に1年以上閉じ込められ、歩くことも自分で食事することもできなくなっていたブルドッグの運命は!?

感染症と栄養失調

まだ2歳の誕生日を迎えてもいないブルドッグのキキは飼い主によって生まれてから1年以上もの間、

ガレージの木箱の中という狭い空間に閉じ込められ、暗闇の中で暮らしていました。

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しかしある日、近所の住民の力でそのような悲惨な暮らしからキキは解放されました。

救出されたキキは動物病院へと搬送されましたが、その時は栄養失調を引き起こして衰弱しきっていました。

さらに長い間狭い木箱の中で暮らしていた影響で脊椎が大きく曲がっており、

固い木の地面は床ずれを引き起こさせて感染症まで患っている状態でした。

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歩くことも食べることも…

あまりにもむごい木箱での生活は、

キキを歩くことも自力で食事を取ることもできないような体にしてしまっていました。

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動物病院のスタッフでキキを担当していた獣医師のスキップさんはキキをなんとしてでも元気にさせるため、

特に症状の酷かった皮膚の感染症と栄養失調を治すための治療を施しました。

一刻も早くキキが元気な姿になってくれることを祈って懸命に看病しました。

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2週間の治療の末…

キキの治療は2週間にわたって続けられました。

その結果、皮膚の状態は少しずつ良くなっていき、自力で歩くこともできるようになっていきました。

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獣医師のスキップさんによれば2週間の治療の間に、

自分でベッドから離れて病院内を歩き回れるようになったとのこと。

第二の人生

それから現在。

キキはスキップさんの自宅で暮らしながら、今も治療を受けているそうです。

スキップさんによればすっかり自分でご飯を食べられるようになり、

ご飯を食べては昼寝をし、自由に歩き回って幸せな第二の人生を手にできているといいます。

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一方で、キキの皮膚は絶対に完治するとは言い切れない状態だそうです。

しかしそれでもキキは前向きに生きているそうなので、治ることを祈るばかりです。

この幸せな第二の人生がいつまでも続くと良いですね…!

出典:ペット日和

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