母ゾウは自分がもう朝を迎えられないことを知っていた!彼女に赤ちゃんゾウがとった行動に保護管理人は涙が止まらなかった・・・

シェリー

保護管理人さん達がケニアの国立公園で、とある悲惨な出来事に直面しました。

夜中に国立公園でゾウの群れに遭遇した彼らは、すぐにある異変に気がつきました。

syeri1

アフリカゾウは地上で最も大きい動物です。

通常は母系の群れを作り、リーダーのメスとその妹や娘、孫などと暮らします。

さらにゾウの寿命はおおよそ人間と同じ長さです。

また、人間と同じような精神性を持っているとされています。

syeri2

その日、サバさんとデイビッドさんの2人はあることに気がつきました。

「シェリー」と呼ばれているメスのゾウが、周りのゾウ達によって囲まれているというのです。

その様子は他のゾウがシェリーを心配しているようでした。

syeri3

「様子がおかしいわ、デイビッド。今にも倒れそう」

「そうですね、明らかに調子が悪そうです」

2人は、明らかに様子がおかしいシェリーが心配で仕方がありませんでした。

いったいなぜなのでしょうか?

シェリーの死

シェリーの一家はシェリーの異変にいち早く気づき、シェリーの身を案じて周りを囲んで見守っていました。

そして次の瞬間、シェリーは倒れてしまったのです。

もとあった元気はすっかり失くしてしまい、

地面に座り込んだシェリーの異変は病気により最後を迎えようとしていたためでした。

しかし、病気で死んでしまうシェリーにはまだ幼いソクラティという赤ちゃんゾウがいました。

シェリーが自身の死を悟っていながらも必死に体を起こしていた様子についてサバさんは、

赤ちゃんゾウが心配で死ぬに死ねない状況だったのだろうと考えています。

syeri4

またサバさんは、

「ゾウたちにも死の概念があるんです」とも語ります。

注目の動画はこちら…!

syeri5

そしてついにシェリーにその時が訪れます。

シェリーは懸命に生きようとしていました。

しかし最後には力尽きて死んでしまいました。

シェリーは最後までソクラティのことを気にかけていました。

シェリーが力尽きて死んだ時、ソクラティは鼻を伸ばして母を抱きしめました。

母親が死んでしまってとても悲しそうです。

とても辛いことですが、これが自然というものなのでしょう。

その後赤ちゃんゾウのソクラティは、母を抱きしめたままそこから離れようとしなかったそうです。

その様子をサバさんとデイビッドさんは一晩中見守り続けたといいます。

動物にも愛があるのだと改めて考えさせられる話でした。

出典:YouTube

【関連記事】

今にも死にそうな犬をカップルが発見→起き上がったその姿に思わずギョッとして鳥肌が立った…!

男性に殺されそうになった女性を守るために立ち向かった犬→5度ナイフで刺されるも、奇跡的に命を取り留める…!

森の中で発見された彼の遺体→彼の忠誠心の高さが作り出した物語に、街の人々は心臓が止まりそうになった…!

キツネと犬は、保護されたもの同士→今では、 あまりにも仲が良すぎて、こんなに幸せそうな表情に…!

人間に捨てられて後ろ足を2本とも失い、最愛の子供さえも失った犬の暮らしが180度変わった…!

 

1 2