傷ついた子犬
産まれて一週間目のある日、ピットブルの母犬は何らかの理由で8匹の子犬を食べ始めました。
その模様を現在の飼い主さんである『エールさんと猫たち』が発見し、
子犬を救助したのです。
8匹の子犬のうち、2匹は亡くなっていました。
救われた子犬も、前足を噛みちぎられていたのです。
重症を負っても懸命に生きようとする子犬の姿を見て、エールさんは6匹の子犬を自分の家に迎えました。
足を失った子犬には『ニコラス』と名前がつけられます。
しかし、大きな傷を抱えた小さな命は助かるのでしょうか?
エールさんは猫たちと、1週間つきっきりで看病をしました。
ひとりじゃないよ
エールさんは三時間ごとにミルクを与え、包帯もまめに取り替え、懸命に看病を続けました。
猫たちも本当の母親のように、ニコラスに寄り添います。
「大丈夫よ、ここにいるよ。ひとりじゃないからね」
と、優しく話しかけているようですね。
猫たちが、ニコラスを包み込んで抱きしめながら寝ていますね。
本当に辛い目にあったけど、優しいママに出会えてよかった。
それにしても優しい猫たちですね。
泣けてきます。
元気になりました
エールさんと猫たちの愛情あふれる看病のおかげで、ニコラスはこんなに元気になりました。
今ではおもちゃで遊べるようになり、ご飯も食べられるようになりました。
他の兄弟5匹とエールさん、3匹の猫たちと幸せに暮らしているそうです。
優しいエールさんが育てた猫たちだから、心ある猫たちだったのでしょうね。
きっと、ニコラスを含めた6匹の子犬たちも優しい犬になるでしょう。
ちなみに苦境から立ち直ったニコラスは『幸運の犬』と呼ばれているそうです。
出典:サプライズ
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