手のひらに乗る位の子猫が・・・
裏庭から必死で鳴く子猫の声を聴きつけ、男性は見に行きました。
フェンスの下のくぼみに1匹の子猫がいました。
男性はフェンスの石垣を壊して猫を救い上げました。
手のひらに乗るくらいの小さな子猫です。
母猫を探しましたが見つかりません。
「置き去りにされてしまったのかも・・・」と思った男性。
このまま放っておくことができず家の中に連れ帰り、世話をすることに決めました。
男性は2時間半おきにミルクを与え、ベッドを温め続けました。
亀さんのぬいぐるみに寄り添い、安心して眠っています。
子猫は家に入れて10日間は目を開けなかったそうですが…。
目を開けた子猫
11日目に目をパッチリ開けました!
そして男性をしっかり見つめました。
「あっ!お父さん!」
目が開いてからというもの、子猫は家中を探検しました。
ちっちゃいけどなかなかの冒険家。
ひとりでチョコチョコ歩いています。
日光浴をする子猫。
小さくて男性のソックスと同じサイズです。
スクスク成長して・・・
男性の愛情でスクスク育った子猫は立派な大人になりました。
大切に育ててくれた男性のことが好きすぎて、いつも付いて回っているそうです。
「お父さんの肩、気持ちいいニャ~」
お昼寝の時も男性の肩で気持ち良さそうに眠ります。
「ゴロゴロ。暖かいニャ~」
どこでもくっついて歩き、男性が座るやいなや身体の上に乗ってクネクネ甘えます。
「お父さん、おかえり!お仕事ごくろさま」
出張から帰ると、ひときわ甘えん坊になります。
安心しきって眠っていますね。
お父さんの膝の上でどんな夢をみているのでしょうか?
「これまでペットを飼おうと思ったことはなかったけど、彼女と出会えて今はとてもハッピーです。」
と、男性は語ります。
目が開かない子猫を大切に育てた男性。
そして目が開いて始めて見たのは人間のお父さん。
ふたりにとってお互いの存在はかけがえのないものになりました。
これからも、沢山素敵な時間を過ごすことでしょう。
出典:ペット日和
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