ゴミ袋の中にいたのは・・・
勤務先である小学校に向けて車を運転していたルイスさんは道端にゴミ袋を見つけます。
近づくにつれ、ゴミ袋が動いているのが分かりました。
「あら?あの袋動かなかった?と気づいたの。
近づくとやはり動いていて・・・
ゴミ袋の中になにかいる!
なにか分からないけど出してあげなきゃ!と思ったの」
ルイスさんは語ります。
「もしかしたら危険な生き物かも?」
慎重に近づいたそうです。
恐る恐る縛ってある口を開けようとしましたが固くて開きません。
慎重に袋の角を破ってみるとなんと…!
「子犬だったの!
しかも私をみてすごく嬉しそうにしたわ。
袋を開けた途端、光を浴びて子犬は尻尾を振り始めたの。
まるで『大丈夫だよ!』って言わんばかりに!
信じられなかったわ」
子犬は首輪をつけていましたが、飼い主の情報などは一切ありませんでした。
自宅に連れて行き・・・
ルイスさんはすぐに子犬を自分の車に乗せ、勤務先の小学校へ向かいました。
ちなみに当然遅刻だったそうです。
「子犬を車に置いておくわけにはいかないので学校の中に連れて行ったわ。
校長が『犬を連れてきたんですか?!』と聞かれたので、
これには訳があるんです・・と答えたの。」
ルイスさんは息子さんに迎えに来てもらい、安全な自宅に保護することにしました。
そして自身のFacebookで情報提供を呼びかけたのです。
「あなたがこの子の飼い主なら、私に知らせてください。
もしあなたがこの子をゴミ袋に入れて道端に捨てた極悪人だとしたら、
正気じゃないです。」
投稿の反響
ルイスさんの呼びかけに
「なんて可愛そうなことを!捨てた人間は同じ目にあうか刑務所に入るべき!」
という非難の声が沢山寄せられました。
あの時あの場所に居合わすことができて…
ルイスさんは子犬に獣医師の診察を受けさせました。
そしてあんな残酷な状況下に置かれたにも関わらず、健康状態に全く問題ないとのお墨付きをもらいました。
安心して幸せそうな顔です。
その後、警察と動物管理局がこの件の調査をしています。
「飼い主がやったことか、子犬を盗んだ人間がしたことか分からないけど、
はっきりしているのは私があの時あの場所を通りかからなかったら犯人の思うツボだったわ」
ヘフティが家に来て、数日間で家族の皆がすっかり虜になりました。
適正な飼い主が見つからなかったら、ルイスさんの家族の一員になるそうです。
ルイスさんは、
「私はヘフティを助けられるジャストなタイミングであの場所に居合わすことがが出来て幸せ」
と繰り返し語ります。
ルイスさんは子犬に「ヘフティ」と名づけました。
その意味は「屈強」。
ルイスさんは子犬を発見した時の様子を思ってつけました。
その名のとおり逞しくスクスクと育っていくことでしょう。
出典:Facebook
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