オリバーを待つ佐藤さん母娘
盲導犬として活躍し、人間を支え続けてきたオリバーですが腫瘍があることが判明しました。
晃子さんはそのことをボランティアスタッフから聞き、
「余生をのんびり我が家で過ごして欲しいと伝えたのです。
オリバーとの思い出
オリバーの到着を首を長くして待つのは、佐藤雪子さん(64歳)と娘の晃子さん(31歳)です。
ふたりで子供だった頃のオリバーの写真を眺めています。
「これは、運動会のパン食い競争。パンは取れなかったけどね。」と嬉しそうに語る晃子さん。
雪子さんはオリバーに
「『おかえりなさい。ご苦労様でした』といってあげたい」と優しく語ります。
「オリバーは自分たちのことを覚えていなくて当たり前じゃないのかしら。
ユーザーさんのお宅で 楽しく暮らしていたから・・・」
とも語りました。
晃子さんは、子犬だったオリバーが甘噛して遊んでいたスキー用手袋を取り出しました。
オリバーとの思い出が沢山つまったもの。
捨てられずに11年間大切にとっておいたのです。
もうすぐオリバーが到着します。
オリバーが佐藤さん宅を後にして11年の月日が流れました。
オリバーは覚えているのでしょうか?
再会の瞬間は、次のページにてご覧ください。