飼い主に捨てられ、ガリガリに弱っていた猫→保護して数日後、猫の大声とともに驚くべきものを見た!

リッチーさん宅へ

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リッチーさんは捨て猫を保護して、そのまま彼の自宅へと連れ帰りました。

保護した後も、怯えてなかなか心を開いてくれない猫。

そんな彼に、リッチーさんは優しく寄り添い続けました。

時間が経つにつれて、猫もリッチーさんが優しい人だとわかったのでしょうか。

少しずつリッチーさんを信じ、距離を縮めて行きます。

そして数時間後には、猫がリッチーさんに甘えるようなしぐさも見せ始めたのです。

飼い主に放置される、という不幸な人生を送ってきた猫。

そんな猫をリッチーさんは「これから自分がこの子を幸せにしよう」と思ったそうです。

そうして、彼は猫に「ミミ」という名前をつけ、彼の家族として一生面倒を見ると心に決めたのでした。

ミミの異変

ミミを引き取ってから数日が経ったある日のこと。

ミミに異変が起こりました。

いつもは静かなミミですが、その日の夜は違いました。

リッチーさんが目を覚ますくらい大きな声で、何度も何度も鳴いたのです。

すぐさま異変に気が付いたリッチーさんですが、ミミが何を訴えているかはわかりませんでした。

しかし次の日の朝になって、リッチーさんはミミが大声で鳴いていた理由に気が付きます。

というのも、リッチーさんが起きてミミの様子を見に行くと、

そこには生まれたばかりの子猫が!

そして、その子猫に寄り添うミミの姿があったのです。

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ミミは妊娠していて、大声で鳴いたのは出産のサインだった、というわけです。

その時のことをリッチーさんはこう語ります。

「私は、ミミが妊娠していることを知りませんでした。

なので、子猫を見たときの驚きは大きなものでしたよ。

お腹にいた子猫が一匹だけだったので、あまりお腹が大きく見えなかったんですね」

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その後のミミと子猫、そしてリッチーさん

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出産を経て、ミミはすっかり母親らしい姿になりました。

懸命に子育てに励む姿も、まさに母猫のもの。

「ミミは良い母猫でした。子猫を腕に抱き、我が子が危ない目に合わないように、常に見張っていました」

とリッチーさんは言います。

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子猫は「サンシャイン」と名付けられました。

そしてリッチーさんとミミと、一緒に暮らしていくことになったのです。

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数週間もするとサンシャインの目はパッチリと開き、

自分の足で歩けるようになってわんぱくな一面を見せるようになりました。

イタズラをすることもあるけれどサンシャインの可愛らしい顔を見ると、

リッチーさんもついつい許してしまうとのこと。

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サンシャインは、今もミミやリッチーさんの支えを借りながら目下成長中。

このまま健やかに育ち、ミミのような立派な猫になって欲しい、と願わずにはいられませんね。

ミミの恩返し

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「サンシャインはミミからの贈り物だったのではないか。そんな風に考えています。

ミミのおかげで大事にすべき家族が増え、今、私は幸せでいっぱいです」

とリッチーさんはサンシャインが生まれたことに関して、そんな風に言いました。

1匹の猫を引き取ったら、大事な家族が2匹できたリッチーさん。

最初は突然のことに戸惑い、驚きましたが今では2匹の猫と一緒に幸せな暮らしを送っているそうです。

家族が増えると困難なこともたくさんあります。

家族を守るために、一人でいた時よりもより一層の努力をしないといけないからです。

しかし様々な苦難に負けることなく、リッチーさんにはこの先もずっと、

家族で幸せに寄り添って行って欲しいですね。

出典:ペット日和

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