親は子の容姿を見て絶望し、そして手元から捨てた→でも4年後、涙が溢れる運命的な出会いが・・・

運命的な出会い

孤児院を訪れたカナダ人のご夫婦、デイブさんとレスリー・フェイシーさんは

「是非、キリル君を引き取りたい」と申し出ました。

職員は「本当に手がひとつしかない子どもでもいいのですか?」

と聞いたそうです。でもご夫婦の決意は揺るぎませんでした。

kiriru2

そしてカナダの空港に、ご夫婦と新しい息子キリル君が戻ってきました。

新しい生活をするために、しかしもっと驚く出会いがありました。

そんな3人を出迎えたのは、デイブさんの父親。

彼も生まれつき手がひとつしかありませんでした。

涙の瞬間

空港でデイブさんの父親は何も言わないで、膝をついて右腕を差し出したそうです。

キリル君は嬉しそうに握り返しました。

それは彼にとって、とても特別な瞬間だったに違いありません。

kiriru3

おそらくキリル君にとって生まれて初めて、自分と同じ障害を持った人と出会ったのでしょう。

今まで、祖国でつらい思いをしながら生きてきて、幸せな未来なんて思い描けなかったと思います。

とても感動的で、どこか運命的でもある出会いですね。

その後の生活

新しいカナダでの生活が始まりました。

キリル君の適応力は目を見張るものでした。

英語は日々上達したし新しいお友達も、そして障害に必要なサポートも受けられる様になったそうです。

デイブさんは言いました。

「父親は尊敬されるビジネスマンだし、パラリンピックも出場した。

やる気さえあれば、人生なんでもできるし楽しめることもできる。

その事を父親から教わりました。」

きっと、キリル君は新しい家族に見守られながら、幸せに大きくなっていくのでしょう。

kiriru4

出典:イミシン

【関連記事】

人種差別と闘ったアスリート→48年前のオリンピックで自分の人生をめちゃくちゃにしてこの男性は歴史を動かした…!

公園の草むらにへその緒がついた赤ちゃんが捨てられていた→それを発見した男性の行動に涙が出る…!

未熟児として生まれてきた息子のもとに手作りの手袋を置いて帰る母親→この手袋の効果に看護師たちは感動した…!

お別れを言おうとしただけの両親に、瀕死の娘が取った奇跡の行動とは…!?

日本で購入されたハーレーをカナダで発見→なぜかオーナーは受け取りを拒否!そこには2011年の津波から芽生えた深い思いが…

 

1 2