救世主は黒い影・・・?
そんな絶体絶命のピンチの中、ケニー君が落ちた貯水池に飛び込んだ黒い影。
黒い影、それはケニー君のお友達のブルテリア犬のレアーラです。
レアーラ君は落ちてしまったケニー君を助けようと自ら水の中に飛び込んだのです。
必死にケニー君を引っ張り上げようとしますが、レアーラ君にそんな力はありません。
しかし、ケニー君を助けたい一心のレアーラ君は別の行動をとります。
一刻を争うこの状況でレアーラ君が取った行動とは、
ケニー君の父親であるデイビッドさんがいる小屋の前まで急いで走り、激しく吠え続けました。
レアーラ君の叫び
そして、レアーラ君の尋常でない鳴き声に気づいたデイビッドさんは、
レアーラ君に誘導されるかのように池の方へと向かいます。
デイビッドさんがそこで見た光景は池に浮かぶ息子、ケニー君の姿でした。
デイビッドさんは急いでケニー君を救出して、ヘリコプターが来る間のわずか27分という時間の中、
必死に蘇生させようとます。
そして病院とへ運ばれたケニー君ですが、デイビッドさん夫婦は病院の医師に
「覚悟はしておいてください、もし生きていたとしても脳には何らかの障がいが残ります」
と耳を疑う言葉を告げられました。
果たしてケニー君はどうなってしまうのでしょうか?
48時間の沈黙の末・・・
時間は刻々と過ぎ、ケニー君が病院に運ばれて48時間が経過しました。
その時、昏睡状態に陥ったケニー君の体に変化が起きました。
それは奇跡と言っても過言ではありません。
母親であるリンダさんの手をケニー君自らの手で掴んだのです。
そして呼吸をはじめ、目覚めたのです。
医者にも分からない奇跡!
この奇跡的な回復に、お医者さんも驚きを隠せません。
そんな奇跡的な回復をすることが出来たのは、レアーラ君のケニー君を助けたい一心で取った行動のおかげです。
レアーラ君とケニー君の目には見えない強い絆があったからこそ、今回の奇跡へと繋がったのだと思います。
そしてその後のケニー君はみるみるうちに回復をしていき、
心配だった後遺症や障害も残らずに済むそうです。
何故このような事故が起こってしまったのかは分かりませんが、何をするのか予想が出来ないのが子供です。
このような事故が起きないよう、十分に子供から目を離さないようにすることが大事だと思います。
ケニー君とレアーラ君はこれからも強い絆で結ばれていくことだろうと思います。
出典:サプライズ
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