助けて！
ある雨の日のことです。
森の中を男性が歩いていました。
すると、子猫が鳴きながら近づいてきました。
そして、子猫は必死で男性にしがみついてきます。
男性はこのままでは子猫が死んでしまうと思い、迷わずこの子を保護したのです。
ありがとう
初めての場所なので、子猫はしばらく車の中をウロウロしていました。
しばらくして落ち着くと、男性に
「ありがとう」というように、喉をゴロゴロ鳴らしました。
お家に行くの？
男性はそのまま動物病院へ向かいました。
子猫は体をきれいにしてもらって、そのまま男性の家へと向かいます。
車内の二人は、まるで親友同士のようでした。
暖かな空気が流れています。
温かいね！
なんて子猫は幸せそうなんでしょう！
安心しきっていますね。
ずーっと一緒だね
男性は家に着くと、獣医さんの指示どおり体を温めてあげてご飯も上げました。
子猫は家に着いてからもくつろいでいたそうです。
「この子は、人間の捨てられたのかも知れないな…」
男性はそう思ったとか。
子猫はこの窓辺から外を見るのが大好きなのだそうです。
この子の顔を見ると、現在どんなに幸せかわかりますね。
暗い森の中に独りぼっちで、おまけに雨に濡れてどんなに子猫は辛かったでしょう。
でももう大丈夫、こんな優しい飼い主さんにめぐり会えたのですから。
「また、ドライブに連れていってね。」
子猫より。
出典：エウレカ！
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