海に浮かぶ、動かなくなった子猫
子供たちの知らせを受けた沿岸警備隊は、すぐさま海へ飛び込み救助に向かいました。
ボートまで子猫を運ぶとぐったりとしており、動く様子がありません。
駄目だったか…、と諦めそうになったその時、もう一人の隊員が心肺蘇生を始めたのです。
小さい体ですから心臓マッサージも優しくさする様にしています。
ぐったりとしている子猫を熱い気持ちで救助を続ける警備隊の背中が本当に頼もしく見えます。
必死の心肺蘇生…!
心臓マッサージを施す隊員の手に、生き返って欲しいという強い願いが込められているように感じます。
隊員の温かく強い手に摩られ、きっと子猫の生命が反応しているはずです!
そして人工呼吸を施します。
人間相手にでも難しいのにシチリアの警備隊は勇敢ですね!
頼もしいです。
小さい体に警備隊の息が吹き込まれると、子猫は飲み込んだ水を吐き出します。
するとついに小さな鳴き声が聞こえました!
力ない鳴き声ではありましたが、息を吹き返した瞬間でした。
その場にいた警備隊は自分達が救った命に声をあげて喜びました!
動画はこちら!
子猫の小さい命が戻ってきた瞬間でしたね!
沿岸警備隊が起こした奇跡です!
子猫のその後
沿岸警備隊は濡れた子猫の体を乾かし、オフィスへ運び子猫を獣医に診てもらいました。
そして看病を続けていくとゆっくりではありますが、元気になっていきました!
この子猫は「チャーリー」という名前をもらい、沿岸警備隊の看板猫に就任しました!
きっと感謝の気持ちを忘れずに、キリッと働いていくれるでしょう!
勇敢で熱いシチリアの沿岸警備隊に、大きな拍手を送りたいと思います!
出典:YouTube
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