サーカスで虐待を受け、病気にまでなってしまったトラ→保護したら美しい姿を取り戻した!

虐待を受け、病気をおったトラ

あるサーカス団で1匹のトラが飼われていました。

生後9か月のベンガルトラ、メスのアーシャです。

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あまりにもやせ細っています。

体重はわずか13キロほどしかありません。

平均体重のおよそ4分の1しかなく、体毛もボロボロになってしまっています。

地肌が出てとても痛々しいですよね

病気を患っているのに適切な治療は受けさせてもらえませんでした。

しかし、アーシャにも一筋の希望が見えたのです。

それはテキサス州の野生動物保護センターが、彼女の存在に気づいたということです。

無事、アーシャはサーカス団から救出されました。

病気を治すために

保護施設で診断したところアーシャは、白癬(はくせん)と呼ばれる皮膚病にかかっていました。

すぐに治療が始まりました。

薬を溶かしたお風呂にアーシャを入れて、1日に2回の投薬で治療し続けました。

最初は薬の入ったお風呂をひどく嫌がったそうです。

嫌がり逃げる彼女を追いかけながら、毎日なんとか浸からせていたということです。

しかし、しばらくすると薬の効果が表れ始めます。

そのころにはアーシャも好んでお風呂にはいるようになりました。

そんな治療を続けるうちにだんだんと本来の姿に戻りはじめ、

8ヶ月後にはこんなに立派な姿を取り戻していました!

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こんな美しい毛並みになりました。

見違える姿に

今では、治療のために無理やりはいっていたお風呂もすっかり気に入りました。

スイミングや水遊びが大好きになり、お風呂に入ってもこんな状態。

心からくつろいでいる表情ですよね。

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仲間と出会う!

少し体の大きいオスのトラ、スマグラーを紹介してもらいました。

2匹はすぐに意気投合し、同じケージの中で仲良く暮らしています。

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ボールで遊んだり、スイカのお風呂に入ったり とっても楽しそうですね。

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サーカス団にいた時のやせ細って病気にかかっていたアーシャは、美しいトラ本来の姿を取り戻しました。

これからもアーシャはずっとここで、仲間と一緒に幸せに暮らすことでしょう。

出典:BUZZmag

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