ふたりぼっちだった子犬たち
なぜこの2匹はこんなところにいたのでしょうか。
通行人は子犬のことなど気にもせずに、そこを通り過ぎていきました。
誰かが捨てたのか?
それとも、親犬とはぐれたのか?
その理由は、何もわかりませんでした。
食べるものもないようでやせ細っている状態でした。
何かつらい目にあっていたのでしょうか?
目には悲しみしかありませんでした。
優しい人たち
その2匹の犬に手を差し伸べた心の優しい人たちがいます。
それは、パゴタ(仏塔)の修行女性たちでした。
子犬2匹はお寺に連れてきた後もずっと一緒にいて、大きい子犬は小さい子犬を離そうとはしませんでした。
少しずつ元気に…
しばらくすると、2匹の子犬は周りの状況に慣れてきたのか少しずつ怯えた様子もなくなり、目にも悲しい色が見えなくなってきました。
周りの景色や人の動きにも興味を持ち始めたようでした。
それでも隅が落ち着く?
それでもまだ不安はあるようで、壁の隅の方へ行って立ち尽くしているのが好きなようです。
隅っこが落ち着くのでしょうか?
食欲も少しづつ増えて、身体の方はしだいに丸くなって健康的になってきました。
初めてこの場所に来たときはここまで元気になるなんて、誰もが夢にも思いませんでした。
大きい子犬の方も落ち着いてきたようです。
小さい子犬をずと抱きしめていたからでしょうか、大きい子犬の方も人のように座る方が落ち着くようです。
まるで修行をしてるみたいと、子犬を見て微笑む人々。
このまま、ここで元気に立派な犬になってほしいと、お寺の人たちは心から願っています。
出典:dailymail
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