9歳の少年、名前はケン君
フィリピンのとある町に、9歳になる「ケン」という名前の少年がいます。
心優しいケン君の夢は、「動物たちのシェルター」を作ることでした。
「動物たちのシェルター」を作るケン君の夢は、とうてい叶えられそうもありません。
9歳の少年に、そんな財力があるでしょうか？
それでもケン君は、ただ無心で犬達のお世話をし続けました。
でもあることをキッカケに、その夢が叶うことになるのです。
夢をあきらめない
シェルターの道は遠いけれど、ケン君は近所の行き場の無い犬達の世話をし続けます。
そして犬達は皮膚病になっていて、健康状態は決して良いとはいえません。
病院に連れて行きたいけど、そんなお金はありません。
「助けてあげられない」そんな思いを抱きながらもケン君は、犬達とのスキンシップを欠かしませんでした。
ある日ケン君のお父さんが、一生懸命に犬達の世話をする息子を見ていて応援してやろうと思いました。
「犬達と息子」の写真を撮って、インターネットにアップしたのです。
ハッピーアニマルクラブ
インターネットをきっかけに、世界中の人々から寄付の申し込みがよせられました。
世界の人々が、ケン君の行動に胸を打たれたのです。
そして二人は、寄付の申し出をありがたくいただき、仮設のシェルターを作ることが出来ました。
名前は「ハッピーアニマルクラブ」 。
雨風を防げる程度のものでしたが、これは夢の始まりです。
この寄付金は犬達の治療費にも使われて、ボロボロの犬達はみるみる健康になっていきました。
この嬉しそうなケン君と犬達の生き生きとした顔を見てください！
見ているだけで嬉しくなります。
さてその後、仮設のシェルターは現在どうなったのでしょう…？
叶えられた夢
みなさん見てください！
ステキな木の看板がありますよ。
ケン君の地道な行動のおかげで広い場所を借りられたのです。
9歳の少年の夢が叶ったのです。
周りの人々の助けも大きかったのかもしれませんが、この夢を叶えたのはケン君の優しい心があったからです。
ちなみにこのクラブの方針は、健康になった状態で里親に譲り渡すのが基本になっているそうです。
いかがでしたか？
私たちはこんな小さな少年から、命の大切さ夢を叶える力を大いに学び考えさせられましたね。
出典：サプライズ
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