20年間コンクリートの檻の中に閉じ込められていた虐待状態のサーカスの熊を保護→救出隊員は目を疑った…!

悲惨な状況で過ごしていたフィフィ

サーカスの動物として30年間飼育されていたメス熊のフィフィ。

彼女の部屋はなんと冷たいコンクリートで囲まれた檻の中でした。

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サーカスで芸を披露する以外は、この古びた檻に1頭で閉じ込められていました。

その表情はとても悲しそうですよ。

毛並みもご注目ください。

実はフィフィはもともとふつうの茶色い熊だったのです。

でもそんな姿はかけらも見えませんね。

毛が白に変色し、部分的に毛が抜け落ちてしまっているところもありました。

これは、長年繰り返された虐待によるものです。

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運動するための木や場所もあたえられない。

そんな状況で過ごす時間の中でフィフィの体は衰えてやせ細り、うつろな目をするようになっていました。

無事に救出

動物愛護団体『PETAとThe Wild Animal Sanctuary』の救出により、何とか苦しい生活から解放されたフィフィ。

コロライド州の芝生が生えている施設へと連れていかれました。

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すでに30才以上の高齢でしたが 周りの心配をよそにフィフィはぐんぐん元気になり、日を追うごとに熊らしい姿に戻ってきました。

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5か月後にはこんなにふわふわの毛並みを取り戻しました。

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見違えるようですね。

そして、冬になりフィフィは無事に冬眠を迎えることができました。

たくさんのコメント

こちらがフィフィの救出劇の一部始終です。

これにたくさんのコメントが寄せられています。

それにはやはりサーカスに対する怒りの声です。

「最後まで責任もてよ」

「檻に入れられる気持ちを考えるべき」

など、過激なものもありました。

もちろん無事に保護されてよかったという意見もありました。

人間のエゴでこのような事態を招いてしまいました。

フィフィはようやく熊らしい生活を取り戻したのです。

これからは熊として幸せに過ごしてくれることを祈るばかりです。

出典:イミシン

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