ゲームはもはやスポーツと同じような文化
出演者の香坂みゆきさんからも
「子どもが没入から離れられるのか」という疑問を向けられると、
武井さんは「成長と共にできていく」とキッパリ。
「今はゲームは消費するというか、ゲームに熱中して何もできなくなるというようなものではなく、結構文化になってきていて、スポーツとかと同じような、達成できる文化になってきている」
と持論を展開。
尾木ママこと尾木直樹さんが、
「幼少期からやるとコミュニケーション能力がなくなる」と問うと、
「それはスポーツも一緒」とし、
「全員がスポーツに没入しても芽が出ない人がいるように、没入が何になるのかなどを教えてあげるべき」
とゲームとスポーツの類似点を述べました。
番組後、さらに武井壮さんは補足ツイートします。
閉鎖的な考え
ゲームに没入するのが時間や利益損失だって考えは閉鎖的だよなあ。。スポーツだって没入してなんにもならないこともある、勉強だって頑張っても入試で挫けたり、起業に努力しても倒産することもある。。取り組み方やその時間で実生活へのプラスの要素を提供者と消費者が享受できる文化にできるよな。。
— 武井壮 (@sosotakei) July 23, 2016
「没入しても何もならないこともある。努力しても倒産することもある」
結果のみを考え、行う前からリスクを恐れ、プロセスのムダを取り払おうとし行き詰まった日本社会に
「楽しみや余裕がなさすぎ」と、警鐘を鳴らすかのようなツイート。
これに対し
「没入すること自体否定すべきでない」という共感のコメントが続々と…。
数々の称賛の声!
おじさまおばさまへの反論カッコよかったです。没入すること自体は否定すべきでないですよね。
— T@ハシビロコウ (@AccelKinomoto) July 23, 2016
ゲームは「遊び」、勉強は「仕事」。遊ぶ暇があるなら仕事をしろ、という日本人固有の思考回路がそういった閉鎖的な発想にしているんだと思います。特に昔の人は「時間をかけて仕事(勉強)をすれば見返りがあるが、遊んでも何も得られない」と思い込む風潮なんだと思います。
— ひのき@喪中につき (@2971Ddff4) July 23, 2016
仕事や勉強すれば必ず見返りが得られる、遊びからは何も得られない、という考えはもう古い?
いつも見返りを求めて嫌々
「没入できない楽しくないこと」をする大人の姿に、疑問が広がったのかもしれません。
#nhk_fukayomi ゲームが役に立つ立たないにフォーカスした話よりも「いつかこんなゲーム作りたい」って想いを持つ、今ゲーム制作を仕事をしている大人を紹介すれば、ゲームは夢も持たせられるし日本の経済を復興させる起爆剤にも成り得ることを話した方が理解を得られたんじゃないかな。
— I'm (@gumby372) July 23, 2016
日本のゲーム、サブカルチャーは今や世界経済の要にも。
嫌煙する文化ももう古い?
たまたま観てたらゲームの話題。ゲームに対するスタンスが様々な人たちが議論してたんだけど、これがほぼ世間の縮図だと思う。私自身ゲーム好きだけど、子どもたちに対しては香坂さんみたいな態度をとってしまうし。小野さんみたいなママだって実際いる。とても面白かった。#nhk_fukayomi
— あいる@低浮上オトカドーラー (@airu_otoka) July 23, 2016
陸上競技、十種競技元日本チャンピオンまで登りつめた武井壮さんだからこそ、
「楽しむこと」「なにかに没入すること」の大事さも誰より感じているかもしれません。
何事もマナーを守り、モンスター(成果・結果)を求めすぎず楽しく没入できるようになりたいですね。
出典:Cadot
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