殺処分毎年17万頭…立ち上がった少女達
青森県・十和田市。
2012年、三本木農業高校の女子生徒らは、衝撃の現実を目の当たりにしました。
青森県動物愛護センターを訪れ、そこで飼い主に捨てられたり様々な事情で殺処分を待つ動物達を見て、彼女らは彼らの現状を訴え、救うため立ち上がりました。
それが「命の花プロジェクト」です。
「命と真正面から向き合いたい」という、殺処分ゼロへの悲願が込められた取り組みです。
日本では20万頭以上の犬猫が毎年保健所に収容され、うち17万頭が殺処分されています。
子犬や子猫のみならず、首輪をつけたまま病気や高齢で飼育を放棄された犬猫が多いです。
処分場を見学した女子生徒らは動物たちが収容され、炭酸ガスにより「安楽死」されていくのを知り、深い悲しみを受けます。

しかも焼け残った遺骨が事業系廃棄物、つまり「ゴミ」として処分されるのを知り、胸を締め付けられます。
無念に殺された遺骨が、1袋15キロ、約100匹の命の残骸が入れられた袋を、命のかけらをご覧下さい。
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