化石のような犬
ギリシャのとある路上で、女性が一匹の犬を発見しました。
その犬はまるで化石のような見た目をしていて、とてもガリガリに痩せていました。
画像を見てもわかるほど、ガリガリに痩せていてとても悲しそうな目をしています。
おそらくこれほどまでにガリガリになってしまっているのはこの犬が何らかの病気に感染している可能性が高く、誰も怖くて近寄ろうとしなかったからでしょう。
確かに何らかの病気を持っていそうですが、ちょっと可哀想ですね。
発見した女性は居ても立っても居られず、犬を保護しようとしました。
ところがこの犬はとても警戒心が強く、女性にまったく近づこうとしません。
今まで人と触れ合ったことがなかったからかもしれません。
女性はそれでも諦めませんでした。
この後女性はこの犬の写真を撮影し、Facebookに写真を投稿しました。
するとギリシャの動物愛護団体や動物ボランティアの人々の目に止まり、協力してくれることになります。
ペトラ
動物愛護団体や動物ボランティアの人々の協力により、無事保護されたこの犬は「ペトラ」と名付けられました。また、その後ペトラは治療を受けることになりました。
どうやらペトラが化石のような見た目をしていた原因は、ペトラの体についた疥癬(かいせん)というダニの寄生が引き起こしたもののようです。
治療のおかげで徐々に回復していくペトラですが、それでもまだ警戒心が残っていました。
治療をするために近づこうとすると悲鳴をあげるのです。
それでも動物愛護団体の人々はペトラのことを諦めませんでした。
するとかなりの時間を要しましたが、少しづつペトラが人間に心を許すようになったのです。
注目の動画はこちら!
動画を見てもらえばわかるように、ペトラはすっかり元気になりました。化石のような見た目をしていた頃からは想像できないほど綺麗で元気な体になっています。
動物愛護団体の人々の治療の賜物です。治療を受けていた当初は警戒心がとても強く、治療のために近づこうとしただけで悲鳴をあげるほどでしたが、今では人とも自然に接することができるようになりました。
そして動画では、他の犬とも楽しそうに遊んでいる様子も見れます。元気になって良かったですね。
化石のような見た目をしていた時は、何事かと思いましたが無事に回復してホッとしましたね。
もし皆さんにも今回の犬のような助けが必要な動物を見つけたら恐れずに、手を差し伸べてみては如何でしょうか。
出典:ペットフィルム
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