アメリカのニューヨークに住むロドリゲスさんの愛犬「ポー」。
ロドリゲスさんは、動物保護施設でポーに出会って以来、15年間一緒に暮らしてきました。
ある日、ポーを動物病院に連れていき検診を受けさせました。
医師は言いました。
「腹部に、治療不能な2つの腫瘍があります」
末期がんでした。

とうとうこんな日が来てしまうとは・・・。
ロドリゲスさんは言葉を失いました。
「老体のため、彼の命はもって残り数日でしょう」
ポーは人間でいえば95歳。
「最期に、素敵な思い出をポーに贈ることはできないだろうか・・・」
ポーには、最後まで幸せでいてほしいと思うロドリゲスさん。
「そうだ、ポーと一緒に旅をしよう!」
こうして、ロドリゲスさんと奥さんとポーの1,900キロに及ぶ大冒険が始まりました。
その模様と最高の思い出が起こした奇跡については、次のページにてお伝えいたします。
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