瀕死のミミズク「ジジ」
瀕死の状態で発見されたミミズクは車にはねられた様子でした。
保護施設のスタッフはミミズクに「ジジ」と名付け、懸命に治療をしました。
尽力したスタッフの中でもダグラスさんが中心となってジジのお世話を行っており、彼の献身的な世話がなければジジは命を落としていたかもしれないと施設の代表者は話します。
ジジとダグラスさん
ダグラスさんらスタッフのおかげでジジは回復しました。
ジジはダグラスさんの献身的なお世話をしっかり覚えていました。
ジジはダグラスさんを大好きになり、信頼している様子が見てわかる程懐いています。
おでこを突き合わせるジジとダグラスさんが微笑ましいですね!
全身で再会を喜ぶジジ
ジジの回復が進み元気を取り戻し始めた頃、ダグラスさんは短い休暇を取りました。
休暇が明けたダグラスさんがいつものようにジジの元へ向かうと、ジジは嬉しくて仕方がない様子で踊っているかのように喜びを全身で表現していました。
ジジはダグラスさんに羽を広げてハグをしました。
ダグラスさんの肩に顔を乗せ、安心しきった表情でうっとりしていました。
野生の動物でも通う心
何年もミミズクなどの猛禽類を保護してきたスタッフも、人間とミミズクが触れ合い絆を築いた例はないと驚いています。
まして野生で生活してきた動物はなかなか人間を信用することなどできないですよね。
しかしこのジジの様に助けてくれたことを忘れず、人間に警戒心がなくなるとこんなにも可愛らしい表情を見せてくれるのですね!
どんな生き物の命でも一生懸命助けようとする心が伝われば、絆が生まれるとダグラスさんとジジに教えてもらいました。
その奇跡が、ジジの可愛らしい表情に繋がったかと思うと心が温かくなりますね。
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