牛たちとクリスチャンさんの出会い
劣悪な環境で飼育されていた牛を発見してくれたのは、クリスチャンさんという男性でした。
クリスチャンさんは飼育されている数十頭の中でも、
「バンディット」という名の雄牛が特に気になる様子でした。
クリスチャンさんはSNSを通じて、大型動物の保護に長けている「Gut Aiberbichl」という動物保護団体にバンディットたちの保護を要請しました。
Gut Aiberbichlは、オーストラリアとドイツに広い保護区を持っている大きな保護団体です。
SNSを使ったことにより、Gut Aiberbichlの他にも世界中からのサポートを受け、バンディットたちが自由になることができることになりました。
手に入れた自由
バンディットは手に入れた自由を心から喜んでいる様子が分かり、しかもクリスチャンさんが助けてくれたことを理解しているかのように感謝の気持ちを表しています。
言葉を話すことができていたら、
「ありがとう!」と言っているに違いないと感じますね。
ではその自由を手に入れた牛とその自由を支えたクリスチャンさんの様子を動画でご覧ください。
保護された牛たち
嬉しそうなバンディットの姿が本当に感動的で、命について深く考えさせられる動画でしたね。
クリスチャンさんに出会わなければ、バンディットたちは拷問の様な日々から死ぬまで抜け出せなかったことでしょう。
バンディットだけでなく、その後にあの柵で苦しい毎日を過ごしていた牛たちは、Gut Aiberbichlに保護されています。
Gut Aiberbichlのメンバーは、
「最期を看取るまで全力で彼らを支える」とクリスチャンさんに約束してくれました。
自然を駆け回ったり、のんびり日に当たる彼らの姿が本来あるべき姿なのでしょう。
人間の手によって苦痛を与えられ、また人間の手によって自由を得る…。
なんとも皮肉な真実ですが、飼育する人間は動物に対しても変わらぬ命であることを忘れてはいけないと思いました。
バンディットたちだけでなく、どんな動物にも幸せな時間が過ごせるよう祈りたいと思います。
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