親を亡くした姪が施設でイジメを受けていた➡︎25歳ニートのワイが引き取り一緒に暮らしていたら…。

そうしたらメイが突然泣き始めた。
嗚咽しながらこんなようなことを言ったんだ。

「マサトおじさんは私のことキライになったの?

お父さんもお母さんも誰もいなくなったのに、
マサトおじさんまでいなくなったら、
1人ぼっちになっちゃう。

そんなの嫌だ。

それとココにいるのもホントは嫌で嫌でたまらない。」

 

会う時はいつもニコニコしていて、
わがままも言わずにいたメイだったが、
やっぱり相当無理をしていた。

当然のことだが。

11歳で突然に親を失ったメイが、
たった1年で立ち直れるものか。

ぐしゃぐしゃに泣きながら、
でもどこかで遠慮してるのか、
いつもならまとわりついて来るのに、

この時は俺から少し離れたイスから、
決して近づいてこようとしなかった。

そんなメイを見て、たまらず俺も泣いた。

そして最近、空想程度に考えていたことを提案した・・・

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