真冬の山道で怪しい女に助けを求められたので渋々助けてあげた結果・・・

俺「その旅行ですが俺も一緒に行くことになってます。」
親父「聞いてないぞ。そんな話」
俺「はい、嫁さんも言いづらかったらしく今日、親父さんに許可頂きたく来ました」
親父「駄目だそんなもん!」
俺「はい、怒るのも当然だと思います。」
親父「そうだろう?お前だってそのくらい分かるよな。」
親父「お前だからなぐらんけど他の奴ならなぐってるぞ」 やっぱりなぐるんだ・・・
親父「そもそも理解できないけどよ、カメラで撮影するのに泊まりこみで撮影する意味あるのか?」
親父「お前は男だけど嫁は女だからよ、一人で泊まり込みなんて許可したくないんだよ」
親父「それが男と二人でなんて心配に決まってるだろう?」
親父「親なんてそんなもんだ、少なくてもウチはそうだ」
俺「はい、そのとおりです。」
親父「親バカかもしれんが嫁は贔屓目にみても器量いいと思ってる」
親父「変な虫つかないか心配するのは分かるだろう?」
俺「はい・・・」
親父「まぁ、お前はよ、こうやって筋通そうとしてるし今までのクソ野郎達よりマシだよ」
親父「でもよ、嫁入り前の女と泊まり旅行させてくださいって言われて素直にOKできるか?」
親父「俺らはよ、嫁どこに出しても恥ずかしくない教育してきた自慢の娘なんだわ」
親父「お前も嫁と、そのなんだ旅行か?いくつもりならそれなりの段階?ってあるんじゃないか?」

親父さんの言葉は全て正論で反論もまったくできないものだった。
仮に俺に娘がいて同じこと言われたら同じこと相手に言うと思う、なぐりはしないけど。

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