真冬の山道で怪しい女に助けを求められたので渋々助けてあげた結果・・・

という流れになっていた、嫁も驚いてたけど俺が一番ビックリしてた。
なんで俺、嫁相手にこんな事言ったんだ??
その時の気持ちは自分の作品好きだと言ってくれる人が目の前にいて舞い上がってたんだと思う
だから深く考えず教えるなんて口から言葉が出たんだろうな。

嫁はパッキングしたリュックから再びカメラ道具だしてセットし始めた。
俺も自分のカメラだしてセットする

互いにカメラをセットして嫁に俺のカメラの設定おしえる。
嫁のカメラはキャノン、俺のカメラはペンタックスだけど設定操作に違いあれど設定数値は参考になるはず

設定数値おしえて撮影のときに気をつけた事やここの風景撮るときに俺が気をつけることとか
時間に30分程度だろうけど嫁に伝えた
嫁はそのひとつずつに「はい」を繰り返しながら自分のカメラに設定反映させていた。

この時には嫁との過去とか頭になくて同じ趣味の同好の人との会話みたいで俺も特に意識することなかった
一通り教えてもう会話のネタもなくなった。
俺「じゃあ、この辺で。俺もそろそろ仮眠しますね。」

嫁「・・あ!はい、疲れてるのに教えて頂いてありがとうございました。」
嫁「この設定参考に色々と自分で試せばいつか私もこの風景撮れますかね?」
俺「俺のよりもっといいのが撮れると思いますよ。」
嫁「頑張りますよ~」軽くガッツポーズしてた。
俺「じゃあ、そろそろこの辺で」

ちょっと変な間があいてから嫁が

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