真冬の山道で怪しい女に助けを求められたので渋々助けてあげた結果・・・

また怖いと思った、こいつワザとやってるのか?ストーカーなの?
本気でそう思った。

でも、冷静に考えればHNで投稿してるし会社名や住所や年齢とか一切、SNSに個人情報わかるような情報は記載してない。
性別 男
それ以外は何も記載されてないのが俺のプロフィールだから俺だと分からないはず
単純に嫁が好きな作品のひとつが俺の撮った風景なんだろう。

俺「あ~これね、確かにこの場所からの撮影だね」
どうしよう、俺のだと黙ってたほうがいいのか?それとも俺の撮った風景と言えばいいのか?
単純に自分の撮った作品を好きと言ってもらえるのは嬉しかった。

俺「これ・・・俺が撮ったやつだな。これ見つけたの投稿サイトの○○○でしょう?」
嫁「え~!!」 嫁声うるさかった。
嫁「これ俺さんの作品ですか!すごい去年みつけて景色みたくなったきっかけはこの作品だったんですよ!」
俺「・・・・・・・・・・無言」
嫁「すごい!自分の好きな作品の撮影した人に聞けるなんて凄いですよね??」

嫁大興奮、う~んこの人ほんとに最初の頃と今とではキャラ全然違うなぁ。
あのときのクソ生意気でうっとおしい人とホントに同じ人?
なんというかキャラが明るい

俺「そんな騒ぐほどのものじゃないよ、でもありがとう」ちょっと照れた
嫁「いえ凄いです、私じゃ同じ場所にいてもこんな風に撮れません、凄いです」

俺なにも考えず思わず

俺「まだ時間ある?」
嫁「????」
俺「時間あるならこの時の設定とか教えますか?良ければだけど」
嫁「いいんですか!迷惑じゃないですか?」
俺「いいですよ、設定なんてそんな時間かかるわけじゃないし」

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