真冬の山道で怪しい女に助けを求められたので渋々助けてあげた結果・・・

好きな風景を撮影したい気持ちは理解できる。
そう思えばまだ怖いけど、偶然なんだと思えた。

俺「そう・・凄い偶然だけどわかりました。」
女「ごめんなさい」
俺「謝ることないですよ、別に何も迷惑うけてないし気にしないで」
女「はい、ありがとうございます」
女「あの・・これで最後ですから教えて欲しいことあるんですがいいでしょうか?」
俺「・・・・・・・・・・・・・」まだちょっと怖い

女「この風景を撮った人の作品なんですけど、こういう感じに撮影するにはどうしたらいいんでしょう?」

ああ~本当にこの人はここの風景好きなんだなと思えて自然に「いいですよ。」って応えてた。

女の顔がパァーっと明るくなって人懐っこい笑顔みせた。

あれ?こんな顔だったけ?もっと陰気でうっとおしい感じの女だったと思うんだけど目の前にいる女は真逆だった
よく考えたら最初の出会いのときの顔は涙と鼻水まじりの酷い顔だった
自宅で見た顔も泣きっぱなしで酷い顔だったもんなぁ、普段はこんな感じなのかもな。

女が荷物からipad取り出して近づいてきた。ipadに保存してる景色を見せてくれた。

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