正義の破壊、男性の迷わぬ行動
なんて乱暴な男だと思われるかもしれませんが、これは正義の破壊でした。
なぜなら車内には犬が取り残されていたのですから…。
真夏の猛暑、気をつけたいのは熱中症です。
こまめな水分補給や休憩をとらないと最悪の場合、命を落としてしまうほど熱中症は恐ろしいものです。
屋外以外で気を付けたい場所として代表的なのが車内です。
車内の温度はエアコンをかけていても直射日光が当たれば上昇し、外気が30°の時に車内温度は43°、ダッシュボード付近では53°にまで膨れ上がるのです。
近年では子供やペットをちょっとした用事で車内に放置した事で、熱中症にかかり命を落としてしまうニュースをよく目にします。
BMWを破壊しようとした男性も、とっさに犬の命の危険を察知したのでしょう。
BMWの車内に犬が…カナダの男性の勇姿
この日のカナダは大変な猛暑でした。
そんな中、1匹の犬がBMWの車内に置き去りにされています。
付近に飼い主は見当たらず、キャンプ場内でアナウンスを流しても飼い主は現れません。
このままでは、犬が熱中症で命を落としてしまいます。
この状況を見たひとりの男性、すぐさま犬が放置されているBMWに石を投げつけます。
この男性のおかげで犬は助け出されました。
救出された後、犬はしっぽを元気そうに振ったということで、どうやら無事のようです。
その後犬は警察に保護され、50分後に現れた飼い主はペットを飼う権利をはく奪されました。
男性の破壊行為がなければ犬の命はなかったのです。
石を投げつけた男性の行動に対しては、
「車のドアをあけるにはもっといい方法があったのではないか?」という否定的な声も上がりました。
しかし男性のおかげで1匹の犬の命が救われたことは事実です。
私達に彼を責める権利がどこにあるでしょう。
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