胴が短いゆえに捨てられて…
雪の中を歩く一匹の犬。
このワンちゃんは、もともとは飼い犬だったのですが、その容姿、胴が短いという理由から捨てられてしまったらしいのです。

このワンちゃんは保護された後、「カジモド」と名付けられました。
カジモドとは、ディズニー映画「ノートルダムの鐘」の主人公の名前で、醜い容姿に生まれながら優しく純粋な心を持って強く生きる青年です。
このワンちゃんにぴったりの名前ですね。
カジモドの胴が短かった理由
このカジモドは、なぜ胴が短かったのでしょう。
原因は「先天性脊椎欠損症」という病気でした。

脊椎の一部が生まれつきないという、世界でも14例しか確認されていない珍しい病気です。
この病気が原因で、カジモドは胴が短い容姿になってしまったのです。

不幸中の幸いか、カジモドにはこの病気による痛みがなかったので、他の犬と一緒に外を駆けまわることもできました。


そして更に幸いなことに、カジモドは今の飼い主からは大きな愛情を注いでもらえたようです。
愛くるしく、和んだ表情をみせています。

その後、世界的な人気を得たカジモドの動画を次のページにてご覧ください。