衰弱していくスカイ
シェルターのスタッフはそれでもスカイが生きられるようにしたいと、
保護団体の「Rescue Dogs Rock NYC」に連絡をとり、
彼女を急いで引き取ってもらえないかという相談をしました。
すぐに引き取らなければスカイが安楽死させられてしまうからです。
事情を知った「Rescue Dogs Rock NYC」はすぐにスカイちゃんを引き取ることにしました。
しかし安楽死を避けることはできましたが、
スカイの全身皮膚炎やダニによる疾患などを治療しなければ彼女の身体は弱っていく一方です。
そのため、「Rescue Dogs Rock NYC」のスタッフはスカイを引き取った当日に、
彼女を連れて動物病院へ向かいました。
新しい家族
スカイは病気の治療中、テキサス州の里親さんの家で数週間だけ過ごします。
その後はスカイの新しい飼い主さんである、シルヴァースタイン一家が住むニューヨークに引っ越しました。
スカイに会った一家は1日も立たないうちに、彼女を家族として迎え入れることを決めたそうです。
シルヴァースタイン一家には小さな子供たちがいました。
他には小さな先住犬たちもおり、新しく家族の一員となったスカイはまるで彼らのママのようです。
病気の影響でほとんど無くなっていた白い体毛が、いまではすべてしっかりと生え揃っていました。
保護された当時とは比べ物にならないほど、スカイの表情は笑顔であふれています。
死の運命を回避したスカイは、素敵な家族と共に幸せな日々を送っています。
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出典:The Dodo