ブランシェの本来の性格
カリフォルニア州にある
「Marley’s Mutts Dog Rescue(MMDR)」に所属している預かりボランティアの、
シャノンさんとエイミーさんは連絡を受け、安楽死直前のブランシを迎えに行きました。
そして獣医に診てもらった結果、クッシング症候群と切除不可能な腫瘍が乳房にあることが判明しました。
冷え性なブランシェのためにMMDRがSNS上でセーターの寄付を呼びかけた所、
多くの人からセーターが送られてきました。
エイミーさんはモリーとグレイシーの預かりもしているのですが、
ブランシェはしばらくして2匹のフードを盗み食いするなど本来の性格が出てきているそうです。
ブランシェの被毛は生えそろって来ましたが、それでも暖かい毛布に潜り込むことは止められません。
またモリーとグレイシーの助けもあって、分かち合うことや遊ぶことを学びました。
新しい家族
ブランシェは日向ぼっこやドライブが大好きで、
セーターをおしゃれに着こなして外に出ることが日課となっています。
ブランシェの体調は良好で乳房腫瘍は手術こそできないものの、進行は遅く日常生活に支障はないそうです。
クリスマスの数日前、
ブランシェのことを知ったパトリシア・クックさんと言う女性が彼女を引き取りました。
クック夫妻は他にも4匹のシニア犬と2匹の猫を飼っています。
ブランシェについてクック夫妻は、「シニア犬と思えないほど元気で可愛い」と話します。
もしシニアだからという理由で引き取ることを避けていたら、
ブランシェの魅力に気付くことはできなかったでしょう。
皆さんも犬を飼う際は、そういった基準を取り外して選ぶことをおすすめします。
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