ダイヤモンドとピザ
玄関の手すりにしっかりと繋がれ、悲しそうな顔をしているワンちゃんは、
手紙によると「ダイヤモンド」という名前とのこと。
「私は、ダイヤモンドという名前の女の子です。私を家に連れて行ってください。飼い主さんはもう私を飼えないの。お願いします。」
このように書かれた置き手紙が残されていました。
そしてダイヤモンドがお腹を空かせないようにと、ピザも置かれていたそうです。
元の飼い主さんは、この子を大切に思っていたのは間違いないようです。
もしかすると、ダイヤモンドの小さな飼い主さんが精一杯の思いで、
ハンレーさんのお宅に託したのかも知れません。
ハンレーさんはとりあえず犬を保護しましたが、
家にはすでに1匹の犬いて2人の小さな子供もいる事情もあり、
ダイヤモンドを飼うことはできそうもありませんでした。
フェイスブックを使って
そこで、ハンレーさんはフェイスブックを利用して引き取り手を探してみることにしました。
「アドバイス&手助けを求む!誰かがうちの玄関先に、置き手紙とピザと一緒に犬を置き去りにしたんだ。誰かこの子を引き取ってくれないか?」
このような内容でフェイスブックに投稿したところ、
ハンレーさんの悲痛な訴えに150件以上もの反応がありました。
そして3時間後には、ダイヤモンドの引き取り手が決まったのです。
ハンレーさんはその後、フェイスブックに次のような感想を書き残しました。
「人間性への信頼が回復したよ」
元飼い主の事情がどうであれ、突然見知らぬ家に犬を捨てる行為は許されるものではありません。
悲しい思いをしたダイヤモンドに、多くの人が関心を示してくれました。
これからのダイヤモンドに、たくさんの幸せが訪れることを祈りたいですね。
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出典:Daily Mail