W杯で日本に勝たなければいけなかったポーランドの主将の日本に対する秘めたる思い入れとは?

柔道精神

「サッカー選手として成功し、家族を楽にさせてあげたい」と言う気持ちが、

レヴァンドフスキ選手をサッカーの道へと強く動かして行きました。

しかし、そこからの道もまた厳しい道のりでした。

一流のサッカー選手を目指してワルシャワの名門クラブに入るも、

足の故障によって1年で契約が打ち切りとなりました。

それでも、そんな時に思い出したのは強い精神力を持った柔道家の父親のことです。

折れそうな気持ちを奮い立たせ、自宅近くの森を飼い犬のコウカと走り続けました。

彼の母親であるイボナさんは、息子さんについて次のように語ります。

「ロベルトは柔道の受け身を知っているので、転んでも滅多なことではケガをしなくなりました。すぐに立ち上がり、ゴールに向かって行けるのです。対戦相手に対する敬意や、強い精神力も柔道の賜物だと思います。」

奥様は空手家

苦境を脱し、レヴァンドフスキ選手は隣国ドイツのクラブで腕を磨いて、リーグの得点王に3回も輝きます。

そして母国を背負い、主将としてワールドカップに挑んだのでした。

ちなみに、レヴァンドフスキ選手の奥さんであるアナ・レヴァンドフスカさんも空手家です。

夫婦そろって武道に親しみ、日々鍛錬しているのです。

また歴史的背景から、ポーランドは親日家が多いとされています。


レヴァンドフスキ選手の父親は奥様が柔道や空手の経験者であることは、

そんな所からも影響されているのかもしれませんね。

物議を醸した日本対ポーランド戦。

日本は決勝トーナメント初戦でベルギーと対戦することになりましたが、

ベルギー戦では全力で戦って欲しいですね!

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出典:イミシン

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