サハラ砂漠のど真ん中で車が故障した結果、わずか12日で車をバイクに改造して難を逃れた男性!

車をバイクに改造!?

砂漠の中で動けなくなったエミルさんは、冷静に現状把握に努めました。

事前に準備をしていたので10日分の水と食料は持っているものの、

人がいる村までは約数十キロもある上に道のりは悪路です。

流石に徒歩で行くのは現実的とは言えません。

かといって、このまま何もしなければ死んでしまいます。

この状況下でエミルさんは、車をバイクに改造して脱出することを思いつきました。

まずは砂漠の太陽と夜間の風から身を守るため、車のボディを取り外してテントにします。

次は車の分解作業です。

車のホイールアームを逆にしてからシャーシをつけ、

ギアボックスとエンジンを上に乗せた後にバーをハンドルの代用とします。

後はガスタンクとバッテリーを乗せれば、バイクの完成です。

砂漠からの脱出

作成期間は3日を目標としていましたが、

基本的な工具しかなかったせいで最終的には12日間もかかりました。

完成時にはもう食料がなく、残っていた水は500mlだけだったそうです。

エミルさんは完成したバイクで最寄りの村に行くことができました。

しかしその前に警察に止められたエミルさんは、違法車両に乗っていたとして罰金を払うことに。

今となっては良い思い出だと話すエミルさんは、

20年以上経過した今も改造したバイクを大切に保管しているそうです。

エミルさんは冗談交じりにこう言います。

「砂漠の真ん中で車が故障してもバイクを作ればいいんだ。大したことじゃないよ」

まるで映画でも見ているかのような冒険物語でした。

そしてエミルさんの技術や体力、精神力など高いサバイバルスキルは素晴らしいの一言です!

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出典:Indiatimes.com

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