いたって健康
収容された保健所のデータによればマジェスティは心臓に雑音が見られ、
歯の治療が必要だったと記載されていました。
しかし、改めてOCSが獣医師に診察してもらったところ、彼女はいたって健康だったとのこと。
歯石除去と抜歯だけが施されたそうです。
高年齢が条件では、里親さんはなかなか見つかりにくいのが現状です。
それを理由に保健所はありもしない心臓病を立てにして、殺処分しようとしていたのでしょうか?
「この子は地球で一番優しい子で、特に小さな子供が好きなようです。」と、OCSのスタッフは語ります。
猫は大抵子供が苦手ですが、小さな子供が好きなマジェスティは母性に溢れた猫のようです。
彼女は人に出会う度に喉をゴロゴロならし、頭を擦りつけて挨拶をしてくれます。
スタッフは人間好きなマジェスティに、
一日も早く新しい本当の家族が出来るように願いながら預かり家族に託しました。
見つからない家族
OCSでは、12月の初めに里親募集の記事をSNSに投稿しました。
しかし、いまだ希望者は現れません。
なぜ優しくて素敵なマジェスティに、誰も興味を持ってくれないのか不思議でした。
人に捨てられた過去がありながら、広い心の彼女は人が大好きなままなのです。
少し寄り目ですが、視力に問題はありません。
いつでもご機嫌なゴロゴロ音で、良き話し相手にもなってくれます。
マジェスティの新しい家族は、まだ見つかっていません。
彼女のサンタさんへの願い事は、素敵な家族に出会うこと。
少し寄り目でシニア猫のマジェスティですが、彼女のプロフィールと容姿を気に入ってくれた人は、
飾り物の猫ではなくパートナーとしての猫を必要としている人です。
1日も早く彼女に、素敵な飼い主さんが見つかることを願いたいですね。
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