さっき追い越したキャンパーより
大学生の江口祥平さんが、アラスカからカナダ国境付近のデストラクションベイへ向かう途中のことです。
道路の端に、何かが置かれていました。
江口さんは疑問に思いつつも、一度は通り過ぎました。
しかし紙が挟まっていたことが気にかかり、その場所へ戻ってみます。
よく見ると、そこに置かれていたのは「ビール」でした。
なんか落ちてました。
一度スルーしたけど不自然に紙が挟まっていたのが気になって戻ると、手紙とビールでした…!
バッカスは実在した! Ultra thanks! pic.twitter.com/p5uCJW1Can— 江口 祥平 @?北・中米大陸縦断中?? (@shohei_Alaska) 2018年5月16日
一緒に置かれていた「手紙」には、
北中米を自転車で横断をしている江口さんへのメッセージが書かれていたのです。
「ステキな自転車旅行を!さっき追い越したキャンパーより」
この出来事に対して、江口さんはローマ神話の「バッカス(酒の神)」にお礼を述べました。
この時、江口さんは強い向かい風で自転車をこいでおり、とても疲れていたとのこと。
ありがとうバッカス
そんな疲れていた時に、予想外な差し入れをもらえて嬉しかったと綴っています。
そしてその後、このビールは夕食の時に有難くいただいたそうです。
馴れない北中米大陸を、自転車で横断するのは並大抵ではありません。
広い大地では、気候の変動も激しいでしょう。
強風にも負けず自転車をこいでいる姿を見たキャンパーが、
思わず差し入れをしてくれたのかもしれませんね。
これからも色々な出来事があると思いますが、偉業達成に向けて頑張って欲しいですね。
そして、無事に日本に帰って来れることを心から願います。
なお、江口さんはその他の道中での出来事をブログでも紹介しているので、
是非ご覧になってみてくださいね。
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出典:Twitter