瀕死の犬を嘲笑った人のおかげで彼は助かった・・・皮肉な幸せをあなたはどう思いますか?

痛みで苦しむ犬を笑いものにする男性

電気ショックで痛めつけられ焼きただれた痛々しい姿で放置された、「パンプキン」という名の犬を通りがかった男性が見つけました。

男性はFacebookに瀕死のパンプキンの写真を投稿し

「爆笑 焼かれた犬なんて途上国でしか見たことがなかった」

というコメントをつけていました。

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悪意と善意の奇跡

この男性の神経を疑うような投稿はあっという間に広がります。

この投稿は「Austin Pets Alive」という動物保護団体のパッティという女性の目にとまり、

この女性は「Pawsitively Texas」という動物保護ネットワークのウェブサイトにこの出来事を投稿しました。

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1つの悪意の投稿が1つの善意に見つけてもらい、この後パンプキンは救われていくのです。

助かったパンプキン

動物保護のボランティアの皆さんの捜索により、パンプキンは見つけ出すことができました。

しかもパンプキンは1匹ではなく、子犬と一緒でした。

しかも親子共にノミに覆われており、栄養状態も悪く瀕死の状態でした。

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やっと治療も行われ安心して休息しているパンプキンと子犬ですが、子犬の栄養状態は深刻で治療の甲斐なく天国へ旅立っていきました。

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パンプキンは何とか生き延びることができたものの、想像を絶する虐待だったのでしょう。

私たちと同じ人間ができることなのかと疑いたくなるようですね。

パンプキンのその後

パンプキンを見つけ保護したボランティア団体から、

動物保護団体「Freddie’s Hope Rescue Ranch」のアナ・バルボサさんに引きとられ、どんどん元気になったパンプキン。

ただれた皮膚も茶色に染まった毛並みも元に戻りつつあります。

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6週間後には元々の白い毛並みが戻り、傷も治ってすっかり元気になったパンプキンは、新しい家族の元へ引き取られました。

すでに数頭の飼い主だったケリー・ウイリアムズさんという女性ですが、パンプキンを見て一目で家族に迎え入れることを決めたそうです。

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パンプキンと新しい家族

パンプキンは新しい家族、新しいお家にも慣れ始め、自分の居場所を見つけられたようです。

これからはいつでも安心して過ごせそうですね。

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人間に虐待されそして笑いものにされた犬は、親切な人間の目にとまり幸せを手に入れました。

悪意の投稿がなければ助からなかったかもしれないパンプキン。

しかし動物も人間も必要のない痛み感じる必要はないはずです。

人間も動物も穏やかな日常が続くように、親切の心を持っていたいですね。

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