「もう5分だけ」せがむ娘を遊ばせる父親→その理由は悲しい過去にあった・・・

父親と娘との会話

ある公園で、運動広場近くのベンチに座っている男性がいます。

そこへ、一人の女性が隣に座りました。

女性が指を指しながら、男性に向かってこう言いました。

「あそこにいるのが、私の息子です。」

赤いセーターが似合う男の子で滑り台に駆け寄っていました。

男性は、「かわいい坊やですね」と答えました。

男性も指を指して、こう答えます。

「あそこで自転車に乗っている白いワンピースを着たのが私の娘です」

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もう帰る時間なのでしょうか?

父親は、腕統計に目を向けます。

そして、娘さんに

「メリッサ、お家に帰ろうか?」と一言声をかけました。

娘のメリッサはすぐに、

「お父さんお願い、もう5分。5分だけだから」と懇願します。

父親は、何も言わずただ笑顔で頷くだけです。

「わかったよ」

女性は、そんな親子のやり取りを見て言いました。

「よく、待てますね。お時間の方はよろしんですか?」

娘に対する父親の思い

父親は少し笑いながら、ある話をし始めます。

メリッサには、トミーという名のお兄さんがいました。

去年トミーは、突然帰らぬ人になってしまったのです。

公園の近くでトミーが自転車に乗っていた所に、飲酒運転の車が突っ込んできたのでした。

父親は、トミーとは仕事等で忙しく、なかなか構ってやることができませんでした。

もしトミーが生きていれば、5分でも長く傍に居たい気持ちがあります。

今となっては、後悔の念です。

その時に思いました。

同じ後悔は二度としないと、トミーに誓ったのです。

メリッサと同じ時を過ごす時間を大切にすること。

「もう5分」というのは、トミーからの贈り物なのです。

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人生の時間は限られています…

この切ない物語は、教えてくれます。

人生の上で、何を優先するかはその人で決まります。

自分を愛する人ととも生きていく時間は限られています。

当たり前ではないのです。

だから大好きな人との暮らしは、何事にも代えがたいものなのです。

あなたが大切にしているものは何ですか?

ちょっと5分間だけでも、その人とできるだけ多く過ごしてみませんか?

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