ドーパミン
論文の執筆に携わった1人であるワシントン大学生物学教授のジェフ・リッフェル教授は、
ナショナルジオグラフィック紙とのインタビューでこう語っています。
「蚊は叩こうとしてきた人のにおいを覚え、次からは同じ匂いがする人のところへ行かなくなった」
ワシントン大学の研究チームは、蚊が自分を叩こうとする人を避ける原因も突き止めました。
それは脳内の神経伝達物質のドーパミンです。
ドーパミンの分泌が上手くいっていない蚊で実験をした結果、
自分に迫った危険と匂いのつながりを学習することができずにまた同じ対象物に向かっていったそうです。
さらにリッフェル教授はナショナルジオグラフィック紙に対し、こんなことも話しています。
蚊の学習能力
それによると蚊の学習能力は驚くほど高く、
それによって想像できないほど柔軟な対応をすることがあるそうです。
その学習能力の高さによって、防御に優れている人とそうでない人を学習することもあるとのこと。
しかし逆に言えば、この仕組みを逆手に取ることで蚊をより効率的に追い払えるとも、
リッフェル教授は語っています。
蚊は叩き潰そうとしたところで逃げられてしまうことが多いため、
退治することを諦めていたという人も多いのではないでしょうか?
しかし全力で叩き潰そうとすれば、危険を察知して次からは近寄ってこないのです。
それを意識して行動すれば、今後は蚊のいない快適な生活を送れることでしょう。
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