日本の国花である「桜」は、古来より日本人に親しまれてきました。
法律で決められているわけではありませんが、春は「桜」秋は「菊」の花を日本人は大切にしてきました。
日本最古の歌集である『万葉集』でも読まれ、『古今和歌集』でも多く詠まれています。
なかでも平安時代に多くの桜と月の歌を詠んだ「西行法師」が有名です。
「ねがはくは 花のもとにて 春しなむ その如月の 望月のころ」
西行法師の代表的な歌ですが、
「花(梅と桜の説がある)が咲き乱れる満月の夜に死にたいものだ」という意味です。
月の夜に浮かび上がる桜は昔から人の心を引き寄せてきましたが、
現代は「ライトアップ」による昔とは少し違った美しさで人々を引き付けています。
その代表的な「日本三大夜桜」の1つである青森県の弘前公園を「世界に通じる美しさ」と絶賛し、
写真に収めてTwitterに投稿しました。
人々を魅了する弘前公園の夜桜を、次のページで詳しくご紹介いたします。
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