食べ物よりも価値あるもの
しばらくして、幸運にも子猫を家族に迎えてくれる里親さんが現れたのです。
「シド」という素敵な名前も付けられましたが、
目まぐるしく変わる環境にシドは適応する事が出来ませんでした。
「シドは数ヶ月の間、物陰に隠れてばかりでした。長い間野良猫と暮らしてきたので、容易に人を信じることができないのでしょう。しかし、毎日愛情を持って接していたので、シドは少しずつ馴れてきて、抱っこしても嫌がらなくなりました。いつの日かシドが、心から信頼してくれることを、辛抱強く待ちたいと思います。」
里親のタミーさんはこのように語りました。
シドのペースに合わせて、時が来るのを待ってくれるタミーさん。
このような飼い主さんに出会えて、シドはとても幸せな子猫です。
いつか背負った過去を乗り越えて、心からタミーさんを信頼する日が来るはずです。
その時は、そう遠くないのではないでしょうか?
【関連記事】
*2日間だけ迷い子猫を預かることになった夫婦だったが、その裏で子猫は別の計画を進めていた…!
*藪の中から凍ったかのように冷たい体で発見された子猫たちが人々の愛情によって死の淵から復活!
*車にバンダナを踏まれて動けなかった子猫は助けてくれた優しい男性に感謝の気持ちをこんな風に伝えた!
*嵐の中で震えていた子猫が助けられ、その後別猫かと思えるほど可愛く大変身!
*動くすらままならないほど衰弱していた子猫が保護されて24時間後・・・
出典:LoveMeow