子猫の死
ハニーは引き取られてから5日後、バーブさんの家で4匹の子猫を出産しましたが、
1匹は悲しいことに死産でした。
そして、もう1匹も翌日に天国へ行ってしまったのです。
ハニーの子猫は2匹になってしまいました。
ハニーは残る2匹を守ろうと、必死に抱きしめて離そうとしません。
これは、赤ちゃん猫の鳴き声が聞こえない影響もあるのでしょう。
また、ハニーは母乳を出す事ができませんでした。
そこでハーブさんが子猫達の命を守るため、哺乳瓶でミルクを与えるサポートをしたのです。
「テュペロ」と「マヌカ」と名付けられた子猫達、
耳の不自由なハニーと里親のバーブさんによる懸命な子育ては実を結ぶのでしょうか?
音のない世界で
ハニーは一瞬たりとも、子猫の側を離れようとしませんでした。
ご飯を食べられないハニーのために、
バーブさんは子猫のいるベッドで安心して食事を出来るように気遣います。
バーブさんも夜中に数回起きては、子猫達の様子を確認します。
そのようなハニーとバーブさんの努力で、子猫達はスクスクと成長しました。
音の無い世界で生きているハニーは、「ニャーニャー」という鳴き声ができません。
しかしのどをゴロゴロ鳴らし、チーチーと鳴いて自分なりに子猫を呼んでいるようです。
耳は聞こえていなくても、愛情あふれたハニーの行動とバーブさんのサポートで、
日々大きくたくましく成長している子猫達。
不運に見舞われても、深い愛があれば障害が乗り越えられると教えられました。
優しい飼い主さんのもとで、ハニーと子猫たちが幸せに暮らせてよかったですね。
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出典:Instagram