必死のお世話
翌日まで帰れないというニッキーさんは、マルティさんにミルクの与え方などを教えました。
マルティさんは、指示通りにペット用品店で必要な物を購入しました。
そして、2時間おきに子猫達にミルクを与えます。
気が付くと翌朝まで一睡もせずに、子猫達の世話をしていたそうです。
マルティさんの尽力で、一夜を乗り越えた子猫達。
その後は、動物の保護活動をしているニッキーさんが子猫達を引き取ります。
ニッキーさんによると、子猫達は生後24時間とのこと。
弱るベーグル
衰弱が激しいのでミルクの出る代理母を探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。
「全ての子猫達を生かすため、あらゆることをする決心をした」と語るニッキーさん。
ニッキーさんは「パンケーキ」「スパッド」「ベーグル」という名前を子猫達に命名し、
身体を温め続けて2時間おきにミルクを与えていきました。
努力が実り、2匹は元気になりましたがベーグルだけは弱る一方でした。
小さな子猫が栄養を取れない状態は、死を意味しています。
そこで、ニッキーさんは緊急救命室の看護師をしている夫に相談し、
新生児の救命医療を試すことにしました。
ベーグルのその後は、次のページで詳しくご紹介いたします。