ゲームのクリスマスプレゼント
とあるゲーム店でアルバイトをしていた黒口さん。
クリスマスも近いある日、1人の母さんが悲し気な顔で相談してきたとのこと。
お子さんがサンタさんへ『今は販売されていない古いゲーム』をお願いしたそうです。
「売ってませんよね…」と今にも泣きそうなお母さん。
某ゲーム屋でバイトしてた時に、今は売っていない古いゲームをサンタさんにお願いした子の母親が泣きそうな顔で「売ってませんよね…」と相談されて可哀想で、全国店舗に電話しまくって在庫見つけたのよ。でも店に届くのが25日で間に合わねェェ!ってなったんだけど、ガッカリさせたくなくて→
— 黒口リ子様 (@_Black_Lolita_) 2017年12月23日
おそらく何店舗も歩き回って、半ばあきらめての問いかけだったのでしょう。
その姿を気の毒に思った黒口さんは、全店舗に電話をかけて問い合わせます。
そして、やっと在庫を見つけ出しました!
しかし、その商品が店に届くのは25日だったそうです。
→ で、サンタのフリして「このお店にこのチケットを持っていき、プレゼントを受け取ることが出来るかな?」とクエスト方式の手紙を書いて(全部ひらがな)、これをお子さんの枕元に置いて下さいって事にしたのよ。自分がプレゼントでガッカリした時の事思ったら他人事じゃなかったのよね。→
— 黒口リ子様 (@_Black_Lolita_) 2017年12月23日
間に合わないと思った黒口さんは、素晴らしい思いつきをしました。
その思いつきとは、サンタの仲介役をするというもの。
「このお店にこのチケットを持っていき、プレゼントを受け取ることができるかな?」
という子供さん向けのクエスト方式の手紙を書いて、お母さんに枕元に置いておくように指示しました。
サンタからの手紙
そしてクリスマスの当日。
お店にチケットを持った男の子が現れました。
黒口さんも男の子も、お母さんもドキドキになった瞬間です。
チケットを見せた男の子に、「サンタさんから預かっていますよ」とゲームを渡したそうです。
男の子はその場で開封し、狂喜乱舞したとのこと。
→ それから25日に私が書いた手紙を持って子供が来たのよ。内心キター!!と思ってたけど「サンタさんから預かってますよ」って小芝居打って子供にゲームを渡したわ。その場で開けて狂喜乱舞してたの今でも忘れない。クリスマスになると、ちょっと人助けできたこのドタバタを思い出すわ。
— 黒口リ子様 (@_Black_Lolita_) 2017年12月23日
よっぽど欲しかったゲームだったのですね。
「クリスマスになると、ちょっと人助けできた」とのことですが、ちょっとどころではありません。
それでなくても、クリスマスの忙しい時期に1人の子供のために商品を探し、
小芝居までするのは普通出来ない事です。
そしてこの素晴らしいアイデアは、
この家族にとって一生忘れられないクリスマスをもたらしたのではないでしょうか?
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