闘い続けた少年
9歳の頃に、リャン君と言う名の少年は悪性腫瘍と診断されました。
その時から、病気と闘ってきたリャン君。
11歳になると病状は助かる見込みがないほど悪化し、最後の時を待つばかりとなってしまいます。
リャンくんは、自分でも死期が近いことを悟っているようでした。
そして、彼は最後の願いを口にします。
「自分の臓器を提供したい。」
後にリャン君が通っていた小学校の先生は、
「教科書に臓器提供の物語が載っていたので、それで知ったのでしょう」と語っています
そして、自ら臓器提供を申し出たリャン君には、将来の夢がありました。
リャン君の夢
リャン君は、医者になることが夢だったそうです。
臓器提供を待つ患者に対して、提供者の数は世界中で圧倒的に不足しています。
まして、子供となると親が決断しなくてはなりません。
その覚悟は想像を絶します。
「医者になりたい、人の命を救いたい」と願っていたリャン君。
最後までその思いを抱いていた息子の願いを、ご家族は叶えることにしました。
涙ながらに決断をするお母さんの横顔に、硬い決心の思いが現れています。
自分のお子さんがリャン君のように臓器移植を望んだとしたら、
果たしてその意思を尊重することができるでしょうか?
おそらく尊重するどころか、子供の死を受け入れられないと思います。
リャン君の願いと家族の決断、この問題をご家族で話し合ってはいかがでしょうか?
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出典:YouTube