人間は身近にいた捕食動物の「オオカミ」を、ことごとく排除しようとして来ました。
国によっては絶滅したオオカミもいます。
しかし、次は見た目もオオカミに近い犬種(シェパードやハスキー犬等)とオオカミを交配させ、
「オオカミ犬」という種類の犬種を生み出しました。
しかも高額で売買されるオオカミ犬を使って、麻薬取引に利用される事実があります。
麻薬とオオカミ犬
日本では「シャブ」「スピード」「ヒロポン」などと呼ばれているメタンフェタミン。
強い中枢興奮作用があり、精神依存や薬剤耐性で犯罪につながりやすい薬物です。
覚せい剤は暴力団の資金源とされていますが、
その取引にあたって海外では「オオカミ犬」が高額で売買し利用されているとのこと。

アメリカのカリフォルニア州で、
警察の麻薬捜査当局が通報を受けて同州のサン・ベルナルディーノを訪問したところ、
1匹のオオカミ犬を保護しました。
所有者が「ウォルフィー」と名付けていたこのオオカミ犬は、ロサンゼルスでは違法動物となります。
規則の厳しいカリフォルニア州で、ウォルフィーはどのような運命をたどるのでしょう?
その後のウォルフィーの姿は、次のページで詳しくご紹介いたします。